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■■             No.842 2008/11/4
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【 今日のポイント 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


EPAの発効で、日印間貿易は大きく拡大するでしょう。

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アイジェイシーの土肥です。インド・ビジネスをお考えの方、インド
に興味をお持ちのみなさまのために、インドで現在起きている事を、独
自の視点で、わかりやすくお伝えして行きます。

【 今日の記事 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


日印EPA、月内合意へ前進 自動車関税など詰め

日本経済新聞    2008/10/9
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日本、インド両政府が6日から東京で開いていた第10回の経済連携協定(
EPA)交渉は9日、自動車など一部品目を除く関税分野の取り扱いで基本
合意した。決着に向けた大きな前進で、両政府は今後、残る懸案について詰
めの協議をする。21日から来日するインドのシン首相と麻生太郎首相による
首脳会談で大筋合意を目指す。

(後略)

【 今日のキモ 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■インドのシン首相が10月21日から3日間来日し、麻生太郎首相と会談するな
どしました。

■そこでは、核拡散問題や国連改革での両国の連携を確認するほか、地球温
暖化問題についても話し合いました。

■2007年1月から始まった、モノやサービスなどの自由化を目指す経済連携
協定(EPA)交渉では、10年以内に貿易額の約93%の関税を撤廃する
ことで一致していました。

■包括的経済連携協定CEPAには、商品貿易、サービス、投資の自由化が含ま
れます。

■農業分野では、日本側はエビなどの関税を撤廃するものの、コメは関税削
減の対象外とします。

■日本からインドへ輸出する自動車関連の関税率や、医薬品の認可手続きの
簡素化などの項目で、両国の主張の隔たりを埋めるにはまだ至ってないよ
うです。

■現地生産する日系メーカーの期待が高い自動車部品など部品・素材分野に
ついては、インド側が自前の自動車産業の育成を優先する意向を示してい
ます。

■インドは日本からの輸入額の9割以上が関税の対象で、2000-3000ccの乗用
車には100%、鉄鋼は10%などと税率も高い状態にあります。

■一方、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の対日輸出拡大を目指すインド
側は、日本国内での認可手続きの簡素化を要望、さらにインド人医師や看
護師、建築士らを日本でも有資格者として認めることも求めて、話し合い
を続けてきました。

■EPAが発効すれば、無税範囲が大幅に広がり、日本の貿易額全体の0.7%
にとどまっていた対インド貿易は大きく拡大すると見られています。

■日印の貿易額は2002年度に39億ドルでしたが、07年度には2.6倍の103億ド
ルに拡大しており、2010年までには200億ドルに拡大することを目指してい
ます。

■インドとの交渉がまとまれば、日本にとって大筋合意済みのEPAは計12
カ国・地域となります。

■一方のインドにとっては、ASEAN及び韓国との間の交渉は既に妥結しており
、日本との交渉が妥結すれば、与党統一進歩連合(UPA)政権にとって3つ目
のCEPAとなります。

【 編集後記 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

チャイナ・プラス・ワンの動きは、ASEAN諸国からインドにも及んで
きています。

日本の得意とする生産のグローバル化では、機械部品をインドで調達しよ
うとする動きも広がってきているようです。

この動きは、最近の円高も追い風となりさらに加速しそうです。

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