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 ■■                No.646     2008/1/16
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 【 今日のポイント 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


     自動車用鋼板の供給でも、インド進出計画が目白押しです。

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  アイジェイシーの土肥です。インド・ビジネスをお考えの方、インド
 に興味をお持ちのみなさまのために、インドで現在起きている事を、独
 自の視点で、わかりやすくお伝えして行きます。

 【 今日の記事 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


       住友金属、インドで高炉参加・現地鉄鋼と包括提携   

                日本経済新聞   2007/12/27
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  住友金属工業は27日、日本の鉄鋼メーカーで初めてインドで大型高炉建
 設に参画する方針を固めた。高炉一貫製鉄所に着工したインド鉄鋼メーカ
 ー、ブーシャン(ニューデリー)と出資を含めた包括提携で合意、2009年
 にも同国で自動車用鋼板などの生産に進出する。高炉の規模は年産600万ト
 ンと同国粗鋼生産の14%に相当。インドなどBRICsは世界粗鋼生産の
 約半分を占めており、自動車メーカーなど顧客の進出加速をにらんだ鉄鋼
 大手のBRICs戦略が本格化してきた。

   (後略)

 【 今日のキモ 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■ブーシャンは、自らが持つ鉄鉱石鉱山に近いインド東部のオリッサに、
  高炉一貫製鉄所を建設します。

 ■ブーシャンは薄板の冷延鋼板や鋼管などの専業メーカーで、スズキの現
  地工場へ自動車用鋼板の納入実績があり、今期の売上高は約1000億円で
  す。

 ■ブーシャンでは来年220万トン、2010年の完成時には500万トンの粗鋼生
  産を見込んでいます。

 ■オリッサは地場のタタ・スチールに加えて、世界最大のミタルスチール
  、さらに韓国ポスコも一環製鉄所の建設を計画しているところです。

 ■住金は当面有償で技術供与を行い、日系自動車メーカーの本格進出を視
  野に、将来的には出資や合弁なども検討していくことにしています。

 ■住金は来春から現地に技術者を派遣し、高炉や製鋼工場、熱延工場の建
  設・操業技術を有償で提供していきます。

 ■インドで建設段階から高炉の新設プロジェクトにかかわるのは、日本の
  鉄鋼大手ででははじめてのことです。

 ■住金では、今後日系自動車メーカーの現地調達の需要が高まるとみて、
  現地での自動車用鋼板の生産・供給に強い意欲を示しています。

 ■新日本製鉄など他の日本メーカーは、インドでの高炉建設についてはま
  だ慎重です。

 ■住金とブーシャンとは、住金が1997年から自動車用鋼板の製造技術を指
  導しており、さらに母材となる熱延鋼板を年間5万トン供給するなど、
  次第に関係を強めています。

 ■ただ現段階での出資については、住金は慎重な姿勢を示しています。

 ■住金は欧州鉄鋼大手のコーラスに技術協力していますが、昨年インド最
  大手のタタ製鉄に統合されることが決まりました。

 ■このため住金ではタタとの関係は欧州内にとどめ、ブーシャンへの協力
  と両立させていく方針です。

 ■この他新日本製鉄は、07年11月にタタ・スチールと自動車用鋼板の合弁
  生産で合意しています。

 ■現地の自動車用鋼板の需要拡大をにらみ、インドが中国に次ぐ世界鉄鋼
  業界の激戦区に浮上してきています。

 【 編集後記 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  タタの10万ルピー(27万円)車が話題になっていますが、今度はHCLイン
 フォシステムズというところが、14,000ルピー(38,000円)のノートPCを発
 売しました。

  無線通信機能がついてネット接続ができます。ただWindows Vista搭載の
 モデルは3万ルピー(8万円)になります。

  潜在購買層が大勢いますから、機能を削って安く売るという傾向が拡大
 するかもしれません。

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