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■■             No.735 2008/5/28
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【 今日のポイント 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


日産には、頑張ってほしいところですが...。

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アイジェイシーの土肥です。インド・ビジネスをお考えの方、インド
に興味をお持ちのみなさまのために、インドで現在起きている事を、独
自の視点で、わかりやすくお伝えして行きます。

【 今日の記事 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


日産、インドでの販路拡大へ向け現地企業と提携

ヴォイス・オブ・インディア   2008/5/9
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日産自動車は9日、インドでの販売チャネル拡大のため、ホーバー・オート
モティブ・インディアと提携すると発表した。これにより2012年までにインド
国内に55ディーラーの販売網を構築し、年間10万台を販売する計画だという。

(後略)

【 今日のキモ 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■インドの4月の自動車販売は、2008年度予算で消費税が引き下げられたのが
原因で、前年同月比9.83%上昇しました。

■特に乗用車販売は17.15パーセントも上昇しています。

■この状況下で現在インドで存在感のない日産は、2012年までにインドでの店
舗数を現在の5から55に増やし、自動車販売台数は10万台以上へ引き上
げ、巻き返す計画です。

■日産は現在、インド国内には5箇所の販売拠点を持ち、日本から輸入したエ
クストレイル、ティアナを販売していますが、昨年の販売実績はわずか533
台でした。

■2012年までに新たに8モデル(内4モデルは現地生産)を投入すること
にしています。

■ホーバー社は、世界的な企業グループである米ウェストモント社のグループ
企業で、この4月にムンバイに設立されました。

■ウェストモント社は、ホテル、不動産、ブランドマネジメント、マーケティ
ングなどの事業を行っており、従業員数は約4万人です。

■インド日産は事業計画や商品計画などを手がけ、ホーバー社には販売やマー
ケティングを委託します。

■販売やマーケティングのような、コアの部分をアウトソーシングしてだいじ
ょうぶなのか、やや気になります。

■日産とルノーはインド南部チェンナイに新たな工場を設け、2010年には稼動
を始めると今年1月に発表しています。

■また日産は今月12日に、ルノー、バジャジ・オートと3社で、インドに2500
ドルの超低価格車を手掛ける合弁会社を設立し、2011年初めから現地販売す
ると発表しました。

■合弁会社は、日産、ルノーがそれぞれ25%、バジャジが50%を出資し、マハ
ラシュトラ州チャカンに新たに、年40万台規模の低価格車の生産工場を建設
します。

■チェンナイに新設する工場も年40万台の規模です。

■2500ドル車の場合は、40万台くらいは売らないと採算が取れないかもしれま
せんが、日産ルノーの工場で年40万台はかなりの規模となります。

■日産は現時点で年数百台の販売規模しかありませんし、

■ルノーも地場のマヒンドラ&マヒンドラとの合弁のマヒンドラ・ルノーがイ
ンドでシェアは9位ですが、07年度は2月までの11ヶ月でインドでの販売台数
は22,800台です。

■日産の2012年に年10万台もかなり高いハードルですが、ルノーと輸出を足し
ても、年40万台というのは相当大きすぎる規模です。

■これに、バジャジとの低価格車が年40万台の工場ですから、合わせて80万台
となり、インド全体での乗用車販売が現時点で120万台程度の状況で、やる
気とみるべきでしょうか...。

【 編集後記 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

最近資源高の影響でアフリカの存在感がアップしています。

このことは、アフリカへの交通の要所であり、アフリカとのコネも大きい
インドにとってはチャンスであり、アフリカにはなじみが薄い日本企業にと
ってもここに要注目です。

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