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■■             No.719 2008/5/2
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【 今日のポイント 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


エネルギー関連企業は、経済成長に重要な産業です。

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アイジェイシーの土肥です。インド・ビジネスをお考えの方、インド
に興味をお持ちのみなさまのために、インドで現在起きている事を、独
自の視点で、わかりやすくお伝えして行きます。

【 今日の記事 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


インド石油、エクソン、ラスガスとLNG長期供給契約で交渉

日本経済新聞     2008/4/13
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国営インド石油(IOC)は、カタールのラスガス、メジャー(国際石油資本)の米
エクソンモービルとの間で液化天然ガス(LNG)の長期供給契約について話し合っ
ている。IOCの幹部が12日明らかにした。

IOCは、インド南部エノールに建設を計画している再ガス化ターミナル(年間
250万トン)の着工前にLNGの長期供給契約を締結することを目指している。

(後略)

【 今日のキモ 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■インドの石油・天然ガス産業はGDP の16%超を占め、2005 年度の収益は900億
ドルに達しています。

■インドは天然ガスと石炭は多くを自給していますが、石油は80%を輸入に頼っ
ています。。

■経済成長、自動車台数の急激な増加、道路インフラの改善により、石油製品の
消費は加速し、石油業界は今後も年平均約8 〜10%の成長が見込まれています。

■石油精製、石油・ガスパイプライン、ガソリン小売業の分野では、国営企業が
大きな位置を占めています。

■記事のインド石油IOCに加えて、いずれも国営のバーラト石油、ヒンダスタン石
油の3 社がインドの精製能力の約70% を占め、ほとんどのガソリン小売店を所
有するか、フランチャイズ経営を行っています。

■ガス配管網の大部分を保有・管理しているのは、インドガス公社(GAIL)です。

■IOCは原油と天然ガスを供給する国営のインド石油ガス公社ONGC、及びGAIL社と
株の持ち合いをしており、ONGC株の9.6%、GAIL社の2.4%を所有しています。

■エネルギー関連の民間企業では、リライアンス・インダストリーRILとエッサー
ル・グループが代表的です。

■外資系でもシェルが石油精製・小売に、英国ガスが都市ガス供給に、さらにシ
ェブロン、BP、エクソンモービルも参入しています。

■石油精製、石油製品、ガスパイプライン、およびこれらの販売/小売について
は、自動認可ルートによる100%の外国直接投資が認められています。

■石油製品販売/小売では、国内パートナー/国営企業への配慮から5 年以内に
26%の持分売却が求められています。

■また、ほとんどの石油製品について、政府が事実上の価格統制を行っています。

■今後のインドの経済成長を支えるのにエネルギー資源の確保は欠かせず、エネ
ルギー関連企業はインド政府のバックアップを受けて、今後も成長していくで
しょう。

【 編集後記 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

中国ではカルフールやCNNへの抗議デモが起きています。

インドに関しても、欧米で時々侮辱するような発言はありますが、ここまで
の抗議活動はありません。

インドはグローバル化で最も利益を受けている国であり、ナショナリズムの
感情もありますが、表現の仕方が違うようです。

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