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■■                 No.690     2008/3/21
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【 今日のポイント 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 2008年度予算案に、鉄道インフラ近代化の推進が盛り込まれました。

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アイジェイシーの土肥です。インド・ビジネスをお考えの方、インド
に興味をお持ちのみなさまのために、インドで現在起きている事を、独
自の視点で、わかりやすくお伝えして行きます。

【 今日の記事 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


    インド鉄道の運賃値下げ発表に産業界は高評価

              日本経済新聞      2008/2/27
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ラールー・プラサード鉄道相による08-09年度の鉄道予算の発表に、インドの
産業界が大いに沸いた。今回発表された予算を、「インフラ対策になる」、「進歩
的だ」と評し、プラサード鉄道相にOKサインを出した。産業界は、プラサード鉄道
相こそが、インド鉄道の近代化と拡大を託すべき人物と考えており、世界第2位
の規模を誇る鉄道網を、近代的かつ合理的なものにするだろうと期待している。

(後略)

【 今日のキモ 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ラールー・プラサード鉄道相による08-09年度の鉄道予算の発表で、鉄道の
近代化促進とともに、運賃の5%引き下げを盛り込みました。

■インド産業同盟(CII)は、今回の発表を受け「鉄道運賃の引き下げは、ガソリ
ン価格の値上げをある程度補うことになるだろう」とコメントそています。

■この発表を受けて2月26日のインド株式市場では、ムンバイ証取のSENSEX
指数が、前日終値比155.62ポイント(0.88%)高となり、市場関係者は、2008
年度の鉄道予算案に旅客・貨物の運賃引き下げや鉄道インフラ近代化の推
進が盛り込まれたことで、投資家心理が上向いた、と語っています。

■インド商工会議所(FICCI)のラジーヴ・チャンドラシェーカル会長は、プラサード
大臣が提案した官民の協力体制による鉄道網の改善について、「インドの民
間セクターにとって新たな機会が創設されるだろう」と語りました。

■この新たな鉄道事業に、インド国内のソフトウェア業界、アウトソーシング業界
も、総額300億ルピー以上のプロジェクトが見込めるとして沸いています。
(1ルピー=2.7円)

■これらのプロジェクトにより、世界で最も複雑と言われるインドの鉄道網を効率
的に電子管理できれば、インドの電子政府化も促進される、期待を寄せてい
ます。

■サティヤム・コンピューターは、インド鉄道のIT導入に関して現在、100億ルピ
ーから200億ルピーの案件を交渉しています。

■これはITの導入に加えて、実装後の企業内へのITの浸透の支援やコールセ
ンターからのカスタマーサービスも含まれているものです。

■最大手のTCSも、鉄道省と鉄道業務のIT化で話し合いを進めており、2009年
には実行段階に入ると自信を見せています。

■鉄道の近代化においては、日本もムンバイーデリー間の高速貨物鉄道の整
備に円借款を供与するなど、日本企業もその関与を狙っています。

■今月3日には、住友金属工業と住友商事がインド国鉄から鉄道用車輪1万
1000枚を受注したと発表しました。

■これは主にムンバイ近隣の都市交通車両で採用されるものです。

■このように経済成長に伴い、今後貨物専用鉄道をはじめとする鉄道インフラ
の拡充が予想され、インド企業だけでなく日本企業にとっても商機です。

【 編集後記 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

私もインドの国鉄に乗ったことがあります。

1等車でしたが、片側2席づつのタイプで、別に普通に旅できました。

ただ日本のように進行方向によって座席が回転できないので、背中の方向にず
っと向かってるのが、やや違和感ありました。

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