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 ■■                No.640     2008/1/7
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 【 今日のポイント 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


       ヤマハ発動機は、インドで高級車路線に転換。

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  アイジェイシーの土肥です。インド・ビジネスをお考えの方、インド
 に興味をお持ちのみなさまのために、インドで現在起きている事を、独
 自の視点で、わかりやすくお伝えして行きます。

 【 今日の記事 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


     ヤマハ発 高級二輪モデル投入 インドで差別化戦略

                 静岡新聞    2007/12/20
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  ヤマハ発動機は来年から、中国と並ぶアジア地区の有望市場と位置付ける
 インドでの戦略を方向転換し、高付加価値モデルの二輪車の生産・販売を強
 化する方針を固めた。現地の部品製造、組み立て工場を活用し、現在販売し
 ている中・低価格帯モデルとは別の高級モデルを投入する。

   (後略)

 【 今日のキモ 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■インドの二輪車総需要は年間800万台で、世界第2位の市場です。

 ■この二輪車販売台数は2012年には1070万台に達すると見られています。

 ■交通渋滞が激しいインドの都市部では、二輪車の人気が高く、二輪車保有
  世帯数は2001年度で22百万世帯、世帯保有率は11.7%となっています。

 ■ただ農村部の世帯保有率内訳は6.7%で、まだ低い状態にあります。

 ■インドの二輪車市場はオートバイが市場の8割を占め、道路事情の影響も
  ありスクーターよりもオートバイが圧倒的に売れています。

 ■そして売れ筋は4-5万ルピー前後の普及型です。

 ■このインドの二輪車市場で圧倒的なシェアを持っているのは、ヒーローホ
  ンダで、シェアは41%に達しています。

 ■ホンダは99年に新たに100%出資のホンダ・モーターサイクル&スクーター
  ・インディア(HMSI)も設立しており、これらホンダ系の2社をあわせて
  50%近くになります。

 ■一方ヤマハ発動機のシェアは3%足らずで、同じ土俵で戦うのは苦しいと
  戦略の見直しを図ることにしたようです。

 ■それで高級車、かつ成長が見込まれるスクーター市場に目をつけた形です。

 ■ヤマハ発は低価格車が市場の大半を占める東南アジアでも上級モデルを前
  面に出してシェアを拡大しており、インドでもこの戦略を採用し販売網の
  整備などに着手したところです。

 ■上級モデルの導入で、スクーターを単なる移動手段として利用する層では
  なく、スタイルや性能への関心が高いユーザー層に訴求していく計画です。

 ■高級車需要を掘り起こしてホンダなどとすみ分け、将来はインド生産車の
  欧州輸出も検討していくことにしています。
 
 ■ヤマハの梶川隆社長は「一般庶民に手が届く二輪車と差別化した高級志向
  の二輪車にも目が向いてきた」と語っています。

 【 編集後記 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  今週9日から、ニューデリー・モーター・ショウが開かれます。

  スズキの新型車やタタの低価格車の発表がある、と言われています。

  ニューデリーのモーターショウが、これほど注目を浴びるようになると
 は。

  日本から視察に行く人も多いようです。インドのソフト企業も注目して
 います。

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