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 ■■                No.595       2007/10/29
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 【 今日のポイント 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


       インドは造船大国に向かっています。

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  アイジェイシーの土肥です。インド・ビジネスをお考えの方、インド
 に興味をお持ちのみなさまのために、インドで現在起きている事を、独
 自の視点で、わかりやすくお伝えして行きます。

 【 今日の記事 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


     タイ海運会社PSL、インド造船大手に15隻・5億ドル発注
 
                    newsclip.be(タイ)   2007/10/11
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  インド資本系のタイの海運会社プレシャス・シッピング(PSL)は、インドの
 造船大手ABGシップヤードに、3.2万トン級の貨物船12隻を3.6億ドルで、5.4
 万トン級の貨物船(スープラマックス)3隻を1.4億ドルで発注する。納船予定
 は2010―2013年。同社がスープラマックス級の貨物船を所有するのは初めて
 。購入資金は社債、融資などで調達する。

   (後略)

 【 今日のキモ 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■インドの造船業は、韓国を追う中国や台湾に続く位置にあり、今後のさ
  らなる成長が期待されている産業です。

 ■2000年のデータですが、インドには公共部門に大規模4か所、中規模3か
  所の造船所、民間部門には約20の中小造船所があります。

 ■政府の経済自由化政策に伴って、造船産業に対する免許制は撤廃され、
  艦艇の建造を除き、船型の大小にかかわりなく民間企業の参入は自由と
  なっています。

 ■造船は労働集約産業ですので、労働者の人件費の低いインドは他国に比
  べてかなり競争力があると言えます。

 ■またインドはこれまでの技術力の蓄積は大きく、インド造船業成長の過
  程で技術面での懸念はあまりないと見られています。

 ■加えてインド国内船主の新造需要は大幅に拡大しており、インド造船業
  にとっても今後一層大きな市場が形成されるものと思われます。

 ■インドの主要な造船所は、まず公共部門でビシャカパトナム所在の
  Hindustan Shipyard Limited(HSL)があり、HSLは1941年に民間事業とし
  て設立され、1952年1月に政府に接収されています。

 ■この会社は、石油天然ガス委員会(ONGC)向けに高度技術を駆使した掘削
  船を建造し、この種の船舶としてはインドでは最初のもので、当時世界
  でも最高水準のものとされています。

 ■インド最大の造船所はCochin Shipyard Limited(CSL)で、ここは1972年
  に政府の全額出資により設立された会社で、現在の従業員数は2,500名で
  、新造船と修繕船の2部門が事業の両輪となっています。

 ■その他には、ムンバイのMAZAGON DOCK LIMITED(MDL)社、コルカタの
  GARDEN REACH SHIPBUILDERS&ENGINEERS LIMITED(GRSE)社などがあり
  ます。

 ■日本企業もインド企業との提携やインド進出に意欲を見せています。

 ■例えば三菱重工業は今年3月に、造船事業の海外進出に向けたプロジェク
  トチームを発足させ、 インドでも現地の造船会社の建造力の調査を開始
  しています。

 【 編集後記 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  昨日、おとといは、インドに関する原稿を書いてました。

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