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 ■■                No.493       2007/5/30
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 【 今日のポイント 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


       インドの企業の9割は、オーナー企業です。

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  アイジェイシーの土肥です。インド・ビジネスをお考えの方、インド
 に興味をお持ちのみなさまのために、インドで現在起きている事を、独
 自の視点で、わかりやすくお伝えして行きます。

 【 今日の記事 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


      インド二輪大手「バジャジ」が事業分割

                    日本経済新聞     2007/5/21
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  インド二輪車2位のバジャジ・オートは、2007年末をメドに事業分割する
 ことを決めた。二輪車製販事業と金融事業を切り離し、それぞれグループ
 の新会社に移す。バジャジは各新会社が中核事業に専念する狙いと説明す
 るが、オーナー会長の2人の息子によるグループの分割支配に向けた布石と
 の見方も浮上している。

  バジャジはホンダが出資する最大手企業と激しくシェアを争う有力地場
 メーカー。オーナー経営が多いインド企業には経営者の世襲制が根強く残
 り、世代交代の際に企業分割する事例がある。大手財閥リライアンスも05
 年以来、創業者の息子2人がグループを分割支配している。

 【 今日のキモ 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■バジャジ・オートは1936年に設立され企業で、プネに本社を置き、バジ
  ャジグループの中核企業です。

 ■二輪車の製造販売を行っており、シェアは古くは60%以上を持つガリバー
  でしたが、ヒーローホンダの設立以降インド第二位となり、現在のシェ
  アは20数%程度です。

 ■1986年には川崎重工と技術提携し、大型バイクの生産や、輸出も行うよ
  うになってきています。

 ■主要輸出国はスリランカ、メキシコ、バングラデシュ、コロンビア、エ
  ジプトです。

 ■インドの二輪車市場は中国に次いで世界第2位ですが、オートバイの普
  及率は2005年度で人口千人あたり42.4台とまだ低い水準にとどまってい
  ます。

 ■オートバイ販売台数は005年度の704万台から、2010年度には1110万台、
  さらに2020年度には1900万台へと膨らむ見込みで、この市場はかなりの
  成長産業です。

 ■業界首位のヒーロー・ホンダの生産能力は年間550万台で、2005年には都
  市部の女性をターゲットにスクーターの販売も開始しています。

 ■スズキも現地企業との合弁で、2006年から再び二輪市場に参入し、年間
  10万台を生産しています。

 ■そのバジャジもそうですが、インド企業の特徴は、90%以上オーナー経
  営者だということです。

 ■そのためオーナーの意思がすべてで、意思決定は迅速です。

 ■そのためインド企業とパートナー関係を構築する場合は、オーナーの資
  質、人柄をよく見ることが重要になります。

 ■インド最大の企業グループであるリライアンスも創業者の死後、長男の
  中核企業リライアンス・インダストリーズや石油化学部門と、二男の金
  融部門や携帯電話大手のリライアンス・インフォコムに分割しましたが
  、その際もめた経緯もあり、今回早めに手を打ったということでしょう。

 【 編集後記 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  オーナー企業の場合はオーナーの意思がすべてです。

  以前インドのオーナーを含む一行を、日本で案内した時、オーナーは寿
 司が食べたいということで、すし屋に入りました。

  その際一行の中でベジタリアンの人は、魚も卵も味噌汁のダメというこ
 とで、かわいそうでしたが、ガリをおかずにご飯だけ食べてました。

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