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 ■■                No.463       2007/4/13
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 【 今日のポイント 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


      繊維産業での日印連携も深まると見られます。
 
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  アイジェイシーの土肥です。インド・ビジネスをお考えの方、インド
 に興味をお持ちのみなさまのために、インドで現在起きている事を、独
 自の視点で、わかりやすくお伝えして行きます。

 【 今日の記事 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


         シャンカルシン・インド繊維大臣 

                     日本繊維新聞    2007/4/5
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  インド繊維省のシャンカルシン大臣は5日、日本繊維新聞社のインタビ
 ューに応じ、テキスタイル及びアパレル製品の輸出振興、さらには対印投
 資の誘致を目的とする今回の訪日に対し、「成果に満足している」と述べ
 、インドにとって重要性の高まる日本に対し、今後も積極的な対日活動を
 行うことを明らかにした。

 【 今日のキモ 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■インドからの繊維品の輸出は毎年着実に伸びており、05年度は前年比
  18%増の152億ドルで総輸出の15%を占めています。

 ■このようにインドにとって繊維工業は極めて重要な産業であり、政府は
  低所得者層に雇用を作る産業として大きな力を入れています。

 ■インドにおいて繊維産業の就業人口は直接雇用で3500万人、綿花など関
  連雇用も含めると5000万人に上ります。

 ■さらに中国が欧州連合(EU)向けの繊維製品輸出を自主規制したこと
  もあり、インドからEUへの繊維製品輸出が拡大しています。

 ■米国やEUの繊維輸入のうち、それぞれ5%、7%がインドからです。

 ■ウォールマートやGAPなどもインドから繊維製品の調達をしています。

 ■一方日本の繊維業界にとっては、最大の輸入相手国は中国で約7割を占
  め、インドからはわずか1%にすぎません。

 ■中国の繊維産業は生産規模が大きく、生産性の面でインドより優位です
  が、生産コストがさらに安いインドの将来性は大きいと言えます。

 ■例えばインド・ケララ洲のアパレルパークでは、普通の縫製工の賃金が
  1カ月1600ルピー(1ルピー=約2.7円)程度で、タイ・チェンマイ地
  区の65%です。

 ■インド政府は、繊維関係の市場規模を2010年に現在の倍の850億ドルに
  伸ばし、雇用を1200万人増やす方針を打ち出し、雇用対策として期待
  しています。

 ■日本の商社にとっても、欧米市場向け、日本市場向けに、インドの生産
  拠点強化を最も重要なテーマのひとつとしています。

 ■インドの繊維産業は、「対日生産拠点の可能性」「対欧米生産拠点の
  可能性」「消費市場としての魅力」の視点から今後注目されていくこ
  とになるでしょう。

 ■インドでは、大規模工場ほどロットの大きい米国向けをビジネスの主軸
  とする傾向がありましたが、、欧州向け中心の工場では、小ロットでも
  日本向けを歓迎する工場も増えています。
 
 【 編集後記 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
  昨日米シティ・グループが世界で17,000人を削減すると発表しました。

  一方インドなど新興国では9,500人を増やす計画です。

  先日日本のサービス業の生産性が米国の7割と言う記事も出ましたが、
 日本も危機感を持たないと、競争力の低下や業務の新興国への移転が一気
 に進む可能性があります。

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