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 ■■               No.395       2007/1/4 
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 【 今日のポイント 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


      トヨタが、インド自動車市場に本腰を入れ始めました。
 
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  アイジェイシーの土肥です。インド・ビジネスをお考えの方、インド
 に興味をお持ちのみなさまのために、インドで現在起きている事を、独
 自の視点で、わかりやすくお伝えして行きます。

 【 今日の記事 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


   トヨタ、BRICs攻勢 インドなどに低価格戦略車向け新工場も

                     中日新聞     2006/12/29
  ―――――――――――――――――――――――――――――――
  
  (前略)

  インドの新工場は年産15万台で、現地資本との合弁になる見通し。建設
 地は「カローラ」などを生産している南部バンガロールの既存工場の周辺
 が有力視されている。

  生産する小型戦略車は排気量1000cc級がベースで、価格は日本円にして
 80万円程度に抑える。装備を簡素化する一方、品質を維持するため部品の
 調達段階から徹底したコスト削減を実施。現在、技術部門を中心に急ピッ
 チで開発を進めており、実用化のめどがほぼ立ったもようだ。

  インドの自動車市場は05年に110万台を突破するなど急速に拡大。しかし
 、トヨタのシェア(市場占有率)は4%未満にとどまり、50%以上を持
 つスズキの現地合弁会社「マルチ・ウドヨグ」や韓国の現代自動車などに
 大きく水をあけられている。トヨタは低価格車の投入で10年をめどにシェ
 アを一気に10%まで高める考えだ。

  (後略)

 【 今日のキモ 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■昨年は自動車産業がインドに対し、完全に本腰を入れ始めた年となりま
  した。

 ■昨年だけで、独VW、独ダイムラー、米GM、伊フィアットが印タタと合弁
  でマハラシュトラ州に、韓国・現代自、独BMWがタミルナドゥ州チェンナ
  イに、ホンダがウッタル・プラデシュ州ノイダの拡張、スズキはハリヤ
  ナ州グルガオン、印タタは西ベンガル州、いすずがパンジャブ州に新工
  場建設を発表しています。

 ■トヨタは10年度に年400万台規模となることが予想されるインド市場で、
  現在わずか4%のシェアを15%にまで引き上げる計画です。

 ■お値打ち品が好まれるインドで、新車購入者の1/4は二輪車からの乗換え
  であり、さらに1,200cc未満の車には物品税も優遇されている状況から、
  売れ筋は安価な車です。

 ■今売れているスズキのマルチ800が60万円、現代のサントロが80万円程度
  です。

 ■現在のトヨタの主力車種が180万円以上のイノーバと、250万円以上もす
  るカローラでは大量販売はできません。

 ■それでトヨタも80万円クラスの車を販売し、本腰を入れ始めました。

 ■一方、ホンダも今後10年間でインド市場に350億円程度の投資を行
  い、シビックの投入を発表するなど強化を表明しています。

 ■しかしそのシビックも250万円程度し、低価格路線はとらずに最新の技術
  を盛り込んだ高い品質を目指すとの方針です。

 ■加えてインドを欧州への輸出拠点にする動きも活発で、スズキは2008年
  をめどにインドの工場から年15万台規模で欧州に小型車輸出を始める計
  画で、日産もインドで新工場建設を発表しましたが、40万台生産のうち
  28万台は欧州向けに輸出する計画です。

 ■将来性あるインド市場と、品質の向上による欧州をにらんだ拠点化の動
  きは今後も強まりそうです。

 【 編集後記 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  あけましておめでとうございます。

  2007年はインド経済も引き続き高成長が見込まれ、日本からの投資や交
 流もさらに活発化していくことが予想されます。

  この流れを読んで、しっかり対応していきたいと思います。

  今年も、よろしくお願いします。

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